父は、55歳の定年退職してから、生命保険屋さんに務めた。
大変だったろうと思う。
運転免許証をとったのも定年後だ。
車がないと青倉の在では移動もできないからだ。
まわりの皆は、やめろと言った? 危ないから?
自分はどうだったろうか?
確か大学生のころに、定年を迎えたのでは?いやちょうど卒業の歳だったかな。
55歳の父に対して、もう充分歳を取ったのだから、運転なんかするなと言ったのか?
いまなら謝ります。ごめんなさい。
人生は、今年・今月・今日・いまからはじめても、ちっとも遅くないよ、大丈夫だよ、やってみなさいと教えてくれたのは、博論作成のプロセスだった。
もう一つ、本当に大変なプロセスは8合目から先にあるってこともわかった。
序盤から中盤までの大変さは、エンディングに向けての20%の比ではない。人の真価が問われるのは、終盤における気力とがんばりだ。これに自信が持てないのなら、最初からやめたほうがいい。
こんなことを思っている、師走の午後。
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